公共施設に設置されたデジタルサイネージ

今流行のデジタルサイネージ(電子看板)、初期費用はそれなりにかかるものの、投資額に見合った宣伝効果が得られると評価され、急速に普及しています。
他のすべての設置広告に耐用年数があるように、このデジタルサイネージにも耐用年数が存在します。
ここではそのデジタルサイネージの耐用年数についてみていきましょう。

デジタルサイネージの2種類の耐用年数

製品の耐用年数

デジタルサイネージの耐用年数は、一般には3~5年と言われています。


法定耐用年数

また法定耐用年数は3年です。法定耐用年数というのは減価償却を行う際に計算される年数のことを指します。
設置からこれ以上の年数が経ったデジタルサイネージの資産価値はゼロということになります。
実際にはこの法定年数よりも長く使えることがほとんどです。

デジタルサイネージはネオンサインの一種であるとも考えられますから、この3~5年という数字はあながち間違ったものでもないでしょう。
ただしデジタルサイネージは新しい技術ですから、耐用年数については今後もっと長い商品が発売されるであろうと予想されます。

耐用年数経過後に起こりうるトラブルは?

ディスプレイに触れている様子

ディスプレイの故障

デジタルサイネージの寿命は使用されているコンテンツ表示部の寿命である場合が大半です。
デジタルサイネージのコンテンツ表示に利用される機器は現在では液晶ディスプレイが圧倒的に多くなっています。
この液晶ディスプレイの故障というのが、デジタルサイネージの経年劣化によって発生する最多のトラブルです


故障時の症状

症状としては「液晶画面が薄暗くなる」「明るくなったり暗くなったりを繰り返す」「液晶画面の色味が赤っぽくなってしまう」などがあります。
また物理的に液晶画面が割れ、液漏れなどを起こしてしまう場合もあります。
またデータ送信機器の寿命の問題もあります。
データ送信機器には、さまざまなものがあるため、そのトラブルも多種多様です。

たとえばパソコンにおいて「電源が入らない」といった症状の場合は、電源ユニットの劣化やハードディスクの読み込み障害などが考えられます。
メディアドライブの場合はメディアを認識しなくなるなどの障害も発生します。

トラブルが発生した場合には

確実な原因がわかっており、自分で対処出来ると判断した場合は自分で対処してもいいのですが、出来る限りメーカー修理に出しましょう。
ヘタに触ってしまうと保証がきかなくなり、無駄な出費につながってしまうことがあります。

また耐用年数経過後であれば、修理するよりも新しい機器を購入した方が修理費用と今後のランニングコストが安くつく場合もありますので、それも一考の余地があります。



デジタルサイネージ導入前に

デジタルサイネージは比較的費用対効果の高い広告ですが、耐用年数まで考慮して初期投資をしないと、足もとをすくわれる結果にもなりかねません。
導入時にはデジタルサイネージの耐用年数である3~5年以内にどれだけの効果が上げられるかを考慮する必要があります。

保存

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