クックパッドがデジタルサイネージで動画配信を開始

クックパッドは料理レシピのコミュニティサイトです。
会員によって投稿された料理レシピや料理の写真が掲載されており、利用者は季節の旬に合わせた料理レシピや話題の料理レシピをパソコンやスマホを利用して検索することができます。

そのクックパッドが、今回スーパーと提携してオリジナルのサイネージ端末を設置し、料理動画の配信を開始しました。
その目的はどのようなものなのでしょうか。

スーパーの売り上げ低迷とクックパッドの思惑が合致

スーパーの売り上げは年々減少傾向にあり、店舗閉鎖といった統廃合が進み、厳しい状況です。
最近の野菜高騰などもあり、売り上げは低迷しています。

一方、クックパッドは「お家騒動」と呼ばれた内部混乱の影響などもあり、売り上げ100億円前後で低迷。
さらに同業他社も台頭し始め、それらの企業がいち早く料理レシピの動画配信を開始し始めたこともあり、ユーザーのクックパッドへのアクセスも減少傾向に。そこで、クックパッドとスーパーとの思惑が合致しました。
クックパッドの料理レシピ動画をスーパーで流すことにより、お客様がその料理に興味を持ち、さらに料理を作りたいという気持ちに駆られることによって、スーパーで販売している食材購入を促進させる流れを作るのが狙いです。

つまり、スーパーにとってみれば、クックパッドの動画配信を販売促進の宣伝として使うことができ、クックパッドとしてはスーパーの売り上げが伸びると広告収入が増えるという、お互いのWin-Winの関係が成り立つということです。

動画によって視認性の高い効果を狙う

温浴施設としての魅力を高める

料理番組では、必ず料理をしている様子を映像で見せることにより、写真よりもリアルに感じることができます。

さらに料理をする際のイメージが湧きやすいことも利点です。
クックパッドも動画配信による効果の方法を検討していましたが、単独で配信するのではなく、スーパーと提携するという方法を選んだようです。
動画の配信によりスーパーで食材を購入する機会が増えることで、さらなる相乗効果を狙う目的もあります。
同業他社より動画配信の開始が遅れましたが、知名度を武器に動画配信の巻き返しを図っていく方針です。

元来、料理レシピを提供するクックパッドは、会員による料理レシピやアドバイスによって成り立っている企業です。
デジタルサイネージを活用した動画配信は、スーパーに来店する主婦層にアプローチし、より料理を作ってもらうことを主眼としたものだといえるでしょう。

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