銀座の不二家ネオン広告

古くから親しまれ続けている、その土地の「顔」とも呼べるような広告塔があります。
そうした各地でおなじみの広告塔が、近年では続々とLEDビジョン化していることをご存知でしょうか?

どういった広告塔がLED化しているのか、歴史やLED化による新たな演出などとともにご紹介します。

銀座の不二家ネオン広告

銀座四丁目の数寄屋橋交差店に建つ銀座クリスタルビル。
曲面状のガラス張りの外観と、屋上にある不二家の広告ネオンは、銀座のランドマークの一つです。この地の不二家広告の歴史は古く、最初は1953年に当時人気があった「フランスキャラメル」の大看板が設けられたのが始まりでした。ネオンサインになったのは1963年頃で、当時は大きなペコちゃんのネオンだったそう。

その後、1982年に現在の銀座クリスタルビルが完成し、屋上に不二家の企業ロゴを基調としたネオンサインが登場。以来、36年にわたり銀座の顔として親しまれてきました。この不二家のネオン広告が、2018年3月にLEDビジョンとして生まれ変わりました。LED化による省電力化とともに、映像での多彩な表現が可能になったのです。新たなデザインは、既存のデザインを踏襲しながらも現代にマッチしたものに仕上がっています。ペコちゃんやケーキ、チョコレートをモチーフにした映像パターンが1時間に1回程度流れるようになっています。

大阪・新世界の通天閣ネオン広告と大時計

大阪市浪速区の新世界に建つ展望塔、通天閣。塔の側面の日立製作所のネオン広告や大時計とともに、地元のシンボルとして親しまれています。
現在の通天閣は2代目。1956年に完成し、翌1957年から日立製作所が広告を掲出しています。ネオン広告は約5年ごとにリニューアルを行っており、2011年には、ネオン管の大部分をLEDに換装しました。そして、2016年から行われた13回目のリニューアルでは、約60年にわたりアナログ式だった大時計をLEDビジョンにリニューアル。さまざまなデザインで時刻を表示し、中には歴代の盤面デザインを再現したものもあります。

大阪・道頓堀のグリコサイン

大阪・道頓堀のグリコ広告

大阪、道頓堀川沿いには、たくさんのネオンサインが並び、大阪ミナミを代表する風景となっています。
たくさんの看板の中でも一際有名なのが、江崎グリコのネオンサインでしょう。この地にグリコのネオンサインが登場したのは1935年。
以後、時代に合わせて5回のリニューアルを重ねてきました。1996年に登場した5代目のグリコサインは16年にわたり親しまれましたが、老朽化とネオン管の入手困難により2014年8月で点灯を終了。
変わって2014年10月に登場したのが、14万個のLEDを光源とする6代目グリコサインです。日中はLEDは点灯しておらず、日没30分後から24時まで、ゴールインマークの背景を変化させながら点灯しています。

長い歴史のある広告塔は、多くの人にとって、子どもの頃からいつも眺めていた風景の中に溶け込んでいるものでしょう。
なつかしい記憶の中にある広告塔の現在の姿を見に行ってみてはいかがでしょうか。

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