圧倒的な存在感! 8Kのデジタルサイネージ

映像技術の発達により、私たちが見ることができる映像はますます美しいものになってきています。
数年前から高解像度の4Kが広告などで注目されていますが、最近では4K技術をさらに上回る8Kが注目されています。
ここでは、この8K技術について、8K技術を用いたデジタルサイネージをご紹介します。

8Kとは

画面を構成するピクセルの数によって、「4K」「8K」などと分類されます。
この数字とKはピクセルの数を分かりやすく表示したものです。
現在のテレビは横が1920ピクセル、縦1080ピクセルです。

1920ピクセルは、約2000ピクセルのため、2×10の3乗(K)となり、「2K」と表示されます。
同じように、横ピクセル数が3840の場合はは4K、7680の場合は8Kとなります。
ちなみに4Kテレビは横3840×2160ピクセル、8Kテレビは7680×4320ピクセルで構成されています。

8Kはデジタルサイネージ向け

近年大画面のデジタルサイネージが増え、高解像度が求められています。
4Kが登場してまだ間もなく、一般家庭に広く浸透するにはまだまだ時間がかかると考えられるほか、高すぎる解像度は目からスクリーンまでの位置がさほど離れていない環境では不要に近い状況です。

このため、80インチを超えるデジタルサイネージを活用している駅や、100インチを上回るデジタルサイネージを活用している大型商業施設や空港などで8Kが活躍すると考えられています。

8Kのデジタルサイネージ

8Kのデジタルサイネージ

2017年6月10日から12日までの3日間、「デジタルサイネージジャパン」が幕張メッセで開催されました。
今年で7回目となるこの展示会でも8Kのデジタルサイネージが展示されました。

これはデジタルサイネージコンソーシアムとNHKが共同で進めてきたプロジェクトで、8Kの活用法として医療やパブリックビューイングなどのほかに、デジタルサイネージも加えようとしたものです。
デジタルサイネージジャパンの会場では、高画質を活かしたコンテンツとして、JR東海エージェンシー企画による京都の観光を想定した映像や、森ビルの企画による東京ランドスケープを表現したもの、 NHKエンタープライズによる化粧品メーカーを想定した女性のアップを多く映した企画を展示していました。

8Kは、4K以上に細部まで再現可能なため、メイクでも細かいダマが写らないよう手間と時間を要しました。
実際の映像でも産毛の1本1本まできれいに表現されるためです。
8Kのデジタルサイネージでは、8Kの画質に見合う映像をつくるために、手間がかかります。
こうした手間に見合うだけのインパクトを与えられるかどうかが、8Kデジタルサイネージを導入するときの課題といえるでしょう。

2020年の東京オリンピックに向けて、8Kのデジタルサイネージは少しずつ増えてくると考えられます。
サイネージが増え続ける都市東京が、今後8Kのデジタルサイネージをどこに設置していくのか、楽しみですね。

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