
 美術館や博物館の集客においてカギとなるのは、企画展の開催とその周知・広告だと言えます。
 どんなに魅力的な企画展を開催しても、その展示内容に興味を持ってくれる人にリーチできなければ集客は見込めません。
 
 従来はテレビCMや雑誌広告、あるいは交通広告や街頭ビジョン広告などといった広告媒体への広告出稿が主流でした。
 しかし現在では、こうした従来からの広告媒体に加えてデジタル媒体の活用にも目を向けるのが必須となっています。
 ここでは、デジタル活用による美術館・博物館の集客アップ方法を3つご紹介したいと思います。
(1)美術館・博物館情報サイトへの情報掲載
 美術館や博物館めぐりを趣味にしている人や、休日のお出かけ先の候補として美術展などを考えている人がアクセスすることが多いのが、美術館・博物館・展覧会などの情報サイトです。
 
 有名どころの情報サイトには常に最新の情報を掲載することをおすすめします。
 情報掲載のみなら無料で利用できるサイトも多く、それに加えて有料の広告バナーなどをサイト内に掲載できるサイトもあります。
 招待券などをプレゼントとして提供することで周知や集客につながるのも情報サイト活用の方法の一つです。
(2)スマホアプリでチケット販売&割引クーポン配布
 入場チケットの販売にも、Webサイトやスマホのチケット販売アプリなどを活用することで、「手軽に購入できるから行ってみようかな」と考える人に利用されやすくなります。
 スマホの画面提示で入場料を割引するクーポンの提供ができるアプリなどもあり、クーポン配布を効果的におこなうことができます。
 
 割引クーポンの配布は展示内容などに軽い関心を持つユーザー層の来館促進に有効となるでしょう。
(3)公式サイトの見直しと独自コンテンツ配信

 広告などを通じて企画展の開催情報を得てちょっと興味を持った人が、より詳細な情報を求めて美術館や博物館の公式サイトにアクセスする場合もあります。
 
 公式サイトにはポスター画像や開催情報などほかの情報サイトなどで確認できる情報に加えて、さらに踏み込んだ情報を掲載して来館を促したいところです。
 また、職員の視点によるコラムや館内案内、動画、オリジナルアプリの配布などといった独自コンテンツを充実させることで公式サイト自体の魅力を高めてファンを増やすことも間接的に集客アップにつながります。
 
 また、公式サイトの多言語化対応は外国人集客のために重要となります。
 
 デジタル活用による美術館・博物館の集客アップ方法を3つご紹介しました。
 若い世代を中心とした新たな客層にアプローチしていくには、デジタル媒体の活用が必須と言えます。
 できるところからデジタル活用を取り入れていくことをおすすめします。
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