近年さまざまな業界から注目を集めているデジタルサイネージ。
新たな提案として「ハイパーマネキン」という新しい使い方が注目されています。
集客に、宣伝にと評価されはじめているハイパーマネキンについてご紹介していきます。
ハイパーマネキンとは?
ハイパーマネキンとは、デジタルサイネージを活用したマネキンです。つまり人型のほぼ等身大のサイズに切り出された、動画対応電子ポップというイメージです。
人型をしたスクリーンに人の映像を投射し、その映像と音声を使ってさまざまな宣伝広告を行います。
マネキンと呼ばれていますが、形状としてはどのようなものでも自由に作成できるため、実写の人間モデルやゆるキャラ、アニメキャラクターなどはもちろん、自社ロゴその他どのようなオブジェクトでも表示できます。
ハイパーマネキンの表現性能
ハイパーマネキンはデジタルサイネージを利用するため、普通のマネキンやポップと違ってインタラクティブな対応が可能です。
つまりそこに存在して汎用的な情報を掲示するだけではなく、相対したユーザーの要望に従ってピンポイントな要望に応えたり、たとえば電子クーポンなどを配布したりすることも可能です。
発光体であるため晴天の屋外などには向きませんが、室内であれば高精細、高輝度スクリーンを利用すれば周囲が明るい状況でも視認性が落ちることはありません。
あたかもリアルな人形がそこにあるかのような印象を見るユーザーに与えることができます。
たぐいまれなインパクトの強さ
正直なところ立体のポップとして喋る人型の映像というのは、やや不気味なところもあります。しかし不気味さというのはインパクトでありユーザーの記憶に残りやすい情報でもあります。
少なくとも通常のデジタルサイネージ端末が設置してあるよりは、話題のひとつとして取り上げられることは多くなるでしょう。
またゲームやアニメのキャラクターであったり、ゆるキャラであったりといったそのキャラクター自体が意味を持つ情報である場合、その付加価値を充分に利用することもできます。
新たな時代の広告のありようとしてのハイパーマネキンは、今後活用されるシーンが増えてゆくでしょうが、今はまだ珍しいものです。
街で、イベントで。写真だと思った映像が動き出し、声を掛けてくる衝撃は鮮烈なものとしてユーザーの記憶に残ることでしょう。
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