近年、待合室などにデジタルサイネージを設置する医療機関が増えています。医療機関に設置したデジタルサイネージでさまざまな情報が見られる「メディネットシステム」は2018年9月、ハイブリッド型総合書店「honto」が提供する本のランキング情報の表示サービスをリリースしました。この記事では、待合室で過ごす時間を有意義なものにしてくれる、デジタルサイネージの新しいサービスについて紹介します。
医療機関に設置されたサイネージの機能
病院では長時間待たされ退屈な思いをすることもあるものです。しかし近年では待合室に設置されたデジタルサイネージで有用な情報をチェックできるサービスが拡大しており、待合室での過ごし方も変わってきています。株式会社メディネットは、待合室で過ごす方への情報案内や待合室の雰囲気向上を目的として、サイネージの設置を推し進めてきました。デジタルサイネージのメディネットシステムには病院内の案内やスタッフ紹介のほか、天気やニュース、季節のお役立ち情報などさまざまなコンテンツを配信しています。現在ではメディネットシステムは全国1000もの医療機関に導入されています。
「honto」がサイネージに提供するサービス
hontoは、大日本印刷(DNP)がグループ書店やトゥ・ディファクトと共同で運営するハイブリッド型総合書店で、オンラインでの書籍販売をはじめとする幅広い事業を展開しています。hontoには約470万人の会員がおり、紙の本を購入したり電子書籍をタブレットで楽しんだりとハイブリッドな読書ライフを楽しんでいます。hontoは2018年9月、医療機関のメディネットシステムに週間書籍ランキングを表示する機能を提供しました。さらなるコンテンツの拡充や満足度向上を目指すメディネットシステムと、hontoブランドの認知度アップを目指す大日本印刷の方向性が一致したのが、今回のサービス誕生のきっかけといえます。
医療機関のサイネージで得られる情報とは
hontoにはポイントのサービスを行っているリアルの書店と、書籍のオンライン販売を展開するhontoサイトがあり、幅広い販売情報を保有することが可能です。医療機関のデジタルサイネージには、hontoが持つ膨大な販売データをもとに作られた書籍やコミックの週間ランキングが表示され、注目を集めます。医療機関のメディネットシステムには、書籍ランキング、コミックランキング、電子書籍ストアランキングが表示されます。また、洋画と邦画のDVDのランキングも提供しており、患者は多くの情報を得ることができます。医療機関のデジタルサイネージであるメディネットシステムと、ハイブリッド型書店のhontoが提供する書籍情報は、待ち時間を有用に過ごせるサービスとして好評を得ています。
医療機関の待合室では、リラックスできるひとときを過ごしたいものです。落ち着いた穏やかな時間が流れる待合室で本を読むことを心の拠り所としている方も少なくありません。そんな方々にとって、サイネージを通して書籍に関する情報が手軽に得られることは、非常に有意義といえるでしょう。
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