国内最大級のデジタルサイネージの展示会である「デジタルサイネージジャパン2018」が6月に千葉市の幕張メッセで開催されました。
この展示会では、屋内外デジタルサイネージ、またビルの壁に設置されるタイプの大型LEDビジョンなどといったデジタルコンテンツのサービスやシステムが数多く出展されました。
ここでは、デジタルサイネージジャパン2018で展示されたものの中から、今年のトレンドと目されたいくつかの製品をご紹介します。
シャープの8K大型ディスプレイ
2018年12月に、国内で8Kの本放送が開始される予定です。それを見込んで、シャープが、8K対応の大型ディスプレイを主軸に多種多様なデジタルサイネージのラインナップを展示しました。
70V型インフォメーションディスプレイである「PN-V701」を縦4台、横4台の合わせて16台組み合わせ、8K相当の解像度を映し出すマルチディスプレイとなっています。
208V型に相当する縦3.5メートル、横6.1メートルの大画面を活かした、8Kによるパブリックビューイング用のビジョンとして、注目されました。
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2018年12月に、国内で8Kの本放送が開始される予定です。
それを見込んで、シャープが、8K対応の大型ディスプレイを主軸に多種多様なデジタルサイネージのラインナップを展示しました。
70V型インフォメーションディスプレイである「PN-V701」を縦4台、横4台の合わせて16台組み合わせ、8K相当の解像度を映し出すマルチディスプレイとなっています。
208V型に相当する縦3.5メートル、横6.1メートルの大画面を活かした、8Kによるパブリックビューイング用のビジョンとして、注目されました。
AGC旭硝子の薄型サイネージ
AGC旭硝子は、サイネージとガラスを一体型にした「infoverre(インフォベール)」のラインナップをすべて出品しました。
インフォベールは、AGC旭硝子が独自開発した光学接着樹脂と貼り合わせ技術を使い、ガラスに液晶ディスプレイを隙間なく直接貼り付けたものです。
65インチのサイズでありながら、厚みが24ミリという薄型化を実現しています。
従来のデジタルサイネージは、ブラックアウトや2次反射などの課題がありましたが、ガラスと一体化させることによりそれらの課題を解消。
また、LED輝度の無駄を抑えることもでき、約40%の消費電力を削減できるなど、エコの観点から注目されました。
多言語による観光対応に注力したパナソニック
パナソニックは、商業施設、国際線施設、空港エントランスという3つのゾーンにブース内を区分けし、それぞれで製品を展示しました。
商業施設コーナーでは、非常放送と連動させたもの、飲食店の混雑状況をライブで配信するタッチサイネージなどを配置。
国際線施設コーナーでは、ディスプレイデバイスをプロジェクターと接続し、大型映像を流すサイネージ、また複数のディスプレイを組み合わせた大型サイネージのコンテンツをプログラミングで自動編成できるシステムなどの導入提案を行いました。
空港エントランスでは、増えているインバウンドへの需要に向けて、観光地などに関する情報を多言語で表示する屋外用のタッチパネルを展示しました。
最近はやりのプロペラサイネージ
プロペラサイネージというのは、高速で回転するプロペラにLEDを搭載したものです。LEDが回転することで生まれる残像効果で、3Dホログラムが宙に浮いているように見えます。
今回のデジタルサイネージジャパンにも、Kino-mo、Life is Style社、PDCの3社が出展し、来場者の注目を浴びていました。
近未来的で人々の視線を集めやすいプロペラサイネージは、今後もっとも注目すべきサイネージであると言えるでしょう。
多くの企業が自慢の製品を展示し、大盛況のうちに幕を閉じたデジタルサイネージジャパン2018。
ここで紹介された製品以外にも、数多くのデジタルサイネージが展示されました。
興味のある方は、ぜひいろいろと調べてみてくださいね。
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