2012年あたりから国内のイベントで多く見られるようになったプロジェクションマッピング。
国内の観光地に日本全国から集客をするのはもちろん、海外からの旅行客を集客する効果があるなど、再度人気を集めています。
集客でプロジェクションマッピングが使われる理由や、人々を魅了する秘訣とは何なのでしょうか？
さまざまな活用法がある
プロジェクションマッピングはさまざまな活用方法があります。
中でも人気が高いのは日本の歴史や文化遺産とプロジェクトマッピングのコラボレーションです。
例えば、世界遺産に登録されており、2015年に開創1200年を迎えた高野山で行われたプロジェクションマッピングのイベントでは、高野山の神秘的な雰囲気をプロジェクションマッピングがより引き立て、
日本人観光客はもちろん、外国人観光客も多く訪れる結果になりました。
さらに、文化遺産・音楽の融合もとても人気があり、きゃりーぱみゅぱみゅは20歳の誕生日に自身の楽曲である「つけまつける」に合わせて増上寺の山門にプロジェクションマッピングを行い、
つけまつげのような模様やきゃりーぱみゅぱみゅらしいポップな水玉模様を映し出し、観客を沸かせました。
東京ディズニーランドでも大盛況
兼ねてから観光客に人気の東京ディズニーランドも、プロジェクションマッピングを使ってさらなる集客の増加を図っています。
シンデレラ城の外壁にプロジェクションマッピングの手法で動画を映し出すのはもちろん、動画に合わせた音楽や効果音で一つのミュージカルを見ているような気分にさせてくれるのが人気の秘訣。
年に何度も通う人も多いアトラクション施設でも、プロジェクションマッピングを活用することで普段と違った姿をアピールすることができるようになります。
建物や道路などハード面には全く何も手を加えずに、もともとあるシンデレラ城を活用してのエンターテイメント。
ディズニーランドのようにプロジェクションマッピングを利用した集客はとても効果がありそうです。
漫画やアニメ、音楽などクールジャパンを発信し、2020年の東京オリンピックに向けて外国人観光客を増やす取り組みを行っている日本。
もともと日本の文化にそれほど興味がないという層を引きつけることもできるプロジェクションマッピングは、まだ外国人観光客に知られていない日本の良さをより引き立たせ、多くの観光客を集める効果が期待できます。
クールジャパンをより盛り上げる手段として、これからもプロジェクションマッピングは使われていくことでしょう。”
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