「旬なコンテンツ」を自動配信するデジタルサイネージ

デジタルサイネージをご存じですか?
Digital Signage=電子看板と呼ばれるこの広告媒体は、現在では広告だけではなく医療や被服、観光、運輸などさまざまな業界で活用されています。
デジタルサイネージの技術がさまざまな新しい技術と融合し、いま宣伝広告のシーンは新たなステージを迎えようとしています。

デジタルサイネージとは

デジタルサイネージとは、かつてはポスターなどが担っていた役割をデジタル表示が可能なスクリーンやモニタに替え、静止画だけではなく音声や動画を使って情報を配信するシステムです。
デジタルによる表示であるため情報の更新がたやすく、また使用する機器によってはインタラクティブな表現も可能である点が従来の広告とは大きく違っています。

デジタルサイネージは新たなステージへ

このデジタルサイネージを使った新たな実験が、ヤフーと電通によって試みられています。
その中のひとつにデジタルサイネージで「旬」を提案するというものがあります。
旬を提案する、つまり即時性の高いデジタルサイネージを使って、完全なリアルタイムで情報を配信しようという試みです。

デジタルサイネージは基本的に情報の更新が容易なものですが、それでもあらかじめコンテンツを作成しておく必要がありました。
その手順を排除しようというものです。

それだけで言えばTVの生放送などと変わらないのですが、この実験の最大のポイントは配信する情報にインタラクティブ性を持たせたことです。
ヤフーが自社サービス上で提供している、ユーザーからの関心の高いコンテンツをほぼリアルタイムでデジタルサイネージに自動配信したのです。
Twitterでその瞬間にホットになっているワードを配信したり、災害や気象の情報や映画の上映スケジュールなどを配信しました。

これにより常に最新の、そして求められている情報を提供できる広告宣伝ツールとしてのデジタルサイネージの価値や注目度は上昇し、市場の拡大も期待されています。

ありとあらゆる場所で

ありとあらゆる場所で

実際、デジタルサイネージは今さまざまな業界に取り入れられつつあります。
その勢いは破竹といってもよく、2014年の1000億円規模だった国内市場は2020年には2700億円にまで拡大するのではないかとの予測もあります。

デジタルサイネージという旬の技術は、自身が限りなく旬を提供するというかたちで新たなステージに踏み出そうとしています。
今後しばらく、デジタルサイネージを利用したどのような取り組みが行われ、どのように活用されていくのかから目が離せなくなりそうです。

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