SFみたい! 空中表示のデジタルサイネージ「AI plate」

未来を舞台とした映画やアニメのなかで、まるでそこにディスプレイがあるかのように映像が空中表示されているシーンをご覧になったことはありませんか?
未来感をあふれるSFチックなシーンですよね。

しかし、それがもうSFではなくなりつつあります。
ここでは、空中表示できるデジタルサイネージ、「AI plate」について紹介します。

AIP


映像を空中表示させる技術を現実のものとしようとしているのは株式会社アスカネットという日本の企業です。
アスカネットが開発している空中ディスプレイは正確には「AI Plate」(エアリアルイメージングプレート/エアリアルイメージングパネル 略称:AIP)という名称がつけられています。

どういうシステムなの?

空中ディスプレイと言っても、何もないところに映像を表示させるという訳にはいきません。
AIPは、地面に設置した液晶ディスプレイの上に緩く傾かせたプレートを設置し、空中へと映像を結ばせるシステムです。

AIPからの視野角は45度を基本としてその上下20度。
つまりAIPから25~65度の範囲であれば空中に映像を表示できるというシステム。
一般の2Dディスプレイと比べると視野角は狭いのですが、何もない空間に映像が浮かび上がるというメリットは大きく、様々な方面での利用が期待されています。
また、この映像は2Dだけではなく3D映像にも対応しており、何もない空間で後ろに回り込めば、表示された物体の裏側を見ることができます。

有名なSF映画にもありましたよね。小さな宇宙船のなかで、立体映像のお姫様が主人公の青年に助けを求めるシーンから始まるスペースオペラ。あれが現実のものとなろうとしています。

インタラクティブな操作も可能

インタラクティブな操作も可能

そしてこのAIP、見るだけではありません。
人間が表示されている映像に触りいろいろな操作をおこなうなどの、インタラクティブな操作も可能なのです。
空中の映像に触れることで様々な機器のコントロールをおこなうことができます。

映画のなかでよく見かける、空中にあるコンソールを主人公が叩き、様々な映像が展開していくものです。
空中表示のディスプレイを触ることで、トイレ操作をおこなえるというものもあります。
どうしても雑菌の多くなってしまうトイレですが、除菌も可能で衛生的に使えるということで医療機関での利用も見込まれます。

このAIPの技術は既に展示会で発表されるレベルではなく、JTBなどの複数の店舗では実用化され運用されています。
ずっと先の未来だと思っていた時代はもうすぐそこまで来ているのです。

なんと心躍るようなニュースではないでしょうか?

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