東京オリンピックも近づき、インバウンド(外国人旅行客)への対応が大きな焦点となってきています。
そんな中、インバウンド向けのアイテムとして注目されているのが「デジタルサイネージ」です。
現在、さまざまなデジタルサイネージが発表されていますが、その中から外国人旅行客を満足させる魅力的なデジタルサイネージを厳選して4つご紹介します。
飲食店向けデジタルサイネージ「FoodFrontiaシリーズ」
NEC(NECプラットフォームズ)が販売する飲食店向けのPOSシステム「FoodFrontia」。
このFoodFrontiaでは、各テーブル用の注文端末にデジタルサイネージを採用しており、かつインバウンド向けの対応として、日本語・英語・韓国語・中国語(繁体字)の計5ヶ国語へ変換できるシステムを搭載しています。
これにより、海外の方でも簡単に料理の選択や注文が可能です。
また、店頭用の看板メニューも5ヶ国語に対応したデジタルサイネージディスプレイとなっており、道を歩く外国人旅行客の集客にもつながります。
多機能デジタルサイネージ自販機「スマートベンダー」
株式会社ブイシンクが販売する多機能型自動販売機「スマートベンダー」。
このスマートベンダーには、表面に大型のデジタルサイネージを搭載し、自販機の商品情報を多言語で表示可能です。また多言語の音声認識にも対応しています。
さらにこのスマートベンダーは、自販機としてだけでなくニュースや地域情報を配信する情報端末としても活用できるため、アイデア次第でインバウンド向けのさまざまな活用方法可能です。
人によって表示情報を変化させるデジタルサイネージ?
次世代型のデジタルサイネージで、渋谷「HMV&BOOKS TOKYO」に導入されています。
このデジタルサイネージは、周囲を歩く人のスマホ情報(言語設定情報など)をキャッチし、それにあわせてディスプレイの表示言語を変更・調整することが可能です。
周囲の人に合わせて言語調整をする世界初のデジタルサイネージとして注目されています。
ストラップ型のデジタルサイネージ
持する人が近づくと、ディスプレイの表示が対象の言語に自動的に切り替わるデジタルサイネージです。
こちらもインバウンド向けのデジタルサイネージとして人気となっており、外国人観光客の多い百貨店などで積極的に活用されています。
このように、現在ではアイデア豊かなインバウンド向けデジタルサイネージが多数開発されています。
まだまだインバウンド向けの対応が進んでいない日本だからこそ、この手のデジタルサイネージは大きな集客効果をもたらしてくれるかもしれません。
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