リハビリを指し示す標識

さまざまなデジタルサイネージ機器が発表されるなか、パナソニックエコソリューソンズ社が新たなデジタルサイネージの可能性を提案しました。
この「デジタルミラーVer.5」についてご紹介していきましょう。

デジタルミラーとは?


デジタルミラーとはそもそも、ミラーの名の通り鏡と映像を組み合わせた医療用リハビリテーションシステムです。

モニタの画面上に表示される見本映像と鏡に映る自分の姿を見比べながら、動きや姿勢を確認してストレッチやバランス訓練などのトレーニングがおこなえるほか、クイズやゲームなどを利用した知能トレーニング機能も備わっています。
Ver.4までは既に複数の病院や介護施設に導入されており、リハビリを必要とする多くの患者に利用されています。

デジタルミラーに搭載されているトレーニングメニュー

機器を使ってフィットネスを行う女性

ストレッチ

まずは準備運動から。お手本となる映像を見ながら準備運動がおこなえます。

筋力

お手本映像を見ながら筋力トレーニングを行うことができます。

上肢可動域

下肢に障害がある場合でも上肢を鍛えるための座位トレーニングをおこなうプログラムを実装。

バランス

バランス計に乗ってバランス力を鍛えるトレーニングをおこなうことができます。

デジタルミラーが対応している測定項目

リハビリ現場で使用されている6つの測定項目にも対応しています。

  1. 開眼片目立ち
  2. ファンクショナルリーチ
  3. タイムアップゴー
  4. 重心軌跡長
  5. 可動域測定
  6. 傾き測定

測定したデータは個人別に記録、管理することができ、またグラフとして出力することやトレーニング前後の状態を映像・画像で比較することもできます。

デジタルミラーVer.5の新機能

デジタルミラーVer.5ではサイネージ機能が搭載され、これまでにはミラーを利用していなかったときには使用できなかったモニタへの映像表示が可能になりました。
動画や画像はデジタルミラーにあらかじめ登録されているもののほか、利用者が任意で新規に登録することもできるため、フォトスタンドや掲示板のように使用することも可能となっています。

また、動画撮影機能も強化。
オプションとして備わっているカメラで撮影した動画を一時停止し、静止画像として保存することが可能です。
また、動画からコマ単位で出力し、各関節の角度を測定することも可能になったので、微妙な体の動きや角度などを目視で修正する助けとなることができるようになりました。

多彩な機能を備え、ますます使いやすさに磨きがかかってゆくデジタルミラーVer5。
今後のバージョンアップにも期待がかかります。

保存

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